我希望日中友好。

胡錦涛氏がうちの大学で講演されましたが、私も今日は昼から授業が入ってなかったので講堂の中には入れなかったものの、行ってきました。（というかこんな日くらい休講にしろよ　苦笑）

友達と5人でなぜかバリケードの最前列、しかもど真ん中
（といってもテレビで流されてたチベットの旗を持った人たちのかなり後ろ。あの人達は本来立ち入り禁止の区域に居たので）に陣取って警備をしていた大学の職員の方と話しつつ待っていたんですが、全体的に中国側よりチベット側（といっても99％は日本人）のほうがかなり問題があったような…

まあ、それはともかくそんな位置だったのでバリケードに退却させられる様子などをほんの数センチ横で見ることができたり。というかどっちかというと“見ていた”というより“巻き込まれた”と言ったほうが正しいけれども。

でもうちの大学の学生団体がある程度粘った後で警備の人に
「私の仲間は全員退却させました。ご迷惑をおかけしました」と言っていたのが個人的には好印象。

「そんな中途半端なことするなら最初から抗議活動するなよ」という意見もあるでしょうが、例え正しいことをしていたとしても引き際を間違えるとただの迷惑行為や暴力沙汰になってしまうと思うので。
さっきヤフーニュースを見ると彼のものらしきコメントが載っていて「平和的な抗議活動を云々」と書いてあって感心しました

大学内に警察官を入れたのをとやかく言う人もいるようですが、正直そばで見ていた者としては、あんな状態なら仕方ねぇよな、という感じです。
職員の人が説得しようが警告しようが動こうとしませんでしたからねぇ…正直大学の自治がどうとかいってる状態じゃなかった気が。

結局正面玄関方面ではない入口から講堂に入られたみたいですが、私たちはバリケードの最前線にいるのも危ない気がしたので移動してうろうろしていたらたまたま出入り口を見つけ、「なにもしないなら居てもいいよ」という警官のお墨付きももらったのでそのまま待っていました。
そのおかげで車の中で手を振る胡錦涛氏を数秒見ることができましたが、特に感動もなく…

ま、あれですね私個人としては中国という国には多少の不信感は抱くものの、中国人は嫌いじゃないのであまりにも中国が叩かれていると心苦しい。
というか最近「中国は嫌いだから無理に付き合わなくてもいい」という意見があるのはおかしいような。
必要性は好き嫌いや善悪に勝ると思うし、中国は日本にとって必要な国。

そういえば構内はマスコミ関係者立ち入り禁止だったらしいんですが、NHKのカメラが勝手に構内で学生にインタビューしていて警備員に怒られてました。
何年か前には某寺の柱に釘打っちゃうし、まったくNHKの取材クルーは…